相手のため
ビジネスをしているからには、何かを取引先に売ることで稼いでいく。
人間の心理としては、当然、売りたい、という気持ちがでてくる。
その売りたいという気持ちは、自分本位。自分にベクトルが向いている。
でもビジネスは価値と価値の交換。相手にとっても価値のあるものでないなら、無理に売るものではないのだ。
無理に売ろうとするとどうなるか。
↓
売れなくて自分が苦しくなる。
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それだけ。
つまりは、相手が喜んでくれるものを提供するから、売れる、のである。
ベクトルを相手に向けて、相手が何が必要なのかを考えないとならない。
相手のために。
相手が何をしたいのか、何が欲しいのか、人生をどう生きたいのか。
そうやって、相手のためにしたことが、結果的に自分にも帰ってくる。
だから売れるようになる。
例えると、今日仕事仲間が元気がないように見えた。
どうしたのかと聞いて見た。
そうするといろいろ一人で抱え込みているんだな、というのがわかった。
なぜなら1、2週間前まで同じ状態だったからだ。
私はどうしたかというと、カウンセリングを受けて行く中で得られた学びや、成長し、抜け出すことができた。そんな体験談を交えて話した。
この人はそのモヤを吐き出させないといけない、と思ったからだ。
本当に相手に必要なもの考えてるってこの感覚なんだと思った。
そして話した後、だれか先生に吐き出しに行くと言っていた。
これがビジネスでいう、セールスである。
相手が欲しいと思って、私の言ったことに行動した。
本来のビジネスはこれなんだと気付いた日だった。