これを舌鼓というのですね。
先日、伊豆、修善寺にある、老舗温泉旅館「あさば」に泊まってきました。
旅行で宿にこだわったことはあまりなかったのですが、お世話になっている起業家さんたちに、もてなし、料理、もちろんお風呂も最高だいうあさばへ連れて行って頂きました。
そうしたら、宿に入ってから出るまで、感動の連続。
心から滞在を楽しむことができました。
部屋からの眺め一つとっても、
窓が開いているかと錯覚するほどの綺麗さ。
ここまで綺麗なガラスは見たことないです。透明すぎてこのまま落ちるかと思いました。(笑)
早速お風呂も堪能。ゆずの季節なので、柚子風呂になっていて、ほんのりゆずかいい感じに香って、体もポカポカ。
夜に少し雨が降ったのですが、雨音さえ心地良く、
温泉上がりに、窓の外に広がる、能の舞台と紅葉をまったりと眺めると、
心が解放され自分がリラックスしているのが分かりました。
↓障子に池の水面のゆらゆら動く影が映って、とても風情のある風景でした。
そして、なかでも最高だったのは、お料理。
あさば以上の料理を食べたかったら、料亭に行け、というほどの評判通り、
人間の舌を知り尽くしているかのような繊細な味付けに、
一品ずつ舌鼓でした。
舌鼓って、こういうことなんですね〜!
次に出てくる料理が、前の料理を上回ってくるので、全ての料理が美味しかったです。
翌朝もお風呂に2度入り、極楽を味わいました。
最後の感動は、宿を出るため靴を履いたら、暖かかったことです。
トータル的に、滞在中は不快感を与えないように考えられているのだと思いました。
雨音まで心地よく、天気に関係なく心が穏やかですし、空調や温泉の温度、バスタオルも温めるなどの心遣い。なんでこんなところに飲み水が?と思ったのも、温泉がでたら、ちょうど喉が渇いて水が飲みたいなと思う場所に置いてあることが分かりました。
過剰なサービスなわけでもなく、でも相手の予想以上にうれしいことをしてくれる。
だから、心地よく過ごせますし、また来ようと思うのだと思います。
ビジネスしていても、同じだなと思いました。
売り込むのではなく、相手のあったらいいな、こうしたいなを丁寧に、気持ちよくなるように提案していけば、相手も欲しくなるのです。
またお仕事頑張って、今度は家族を連れてきてあげようと思います。