サッカーW杯 日本対コロンビア
現在開催中の、サッカーワールドカップ、ロシア大会
今日は日本の初戦、対コロンビア。
前回大会、フルメンバーでないコロンビアに4-1で負けた日本。
今大会、結構ギリギリで本戦に出場した日本。
前評判はもちろん良くなかった。
ずーっと言われ続けている、決定力不足。
いまだにこれも直っていない。
そんな状況の中迎えた初戦。
開始3分で相手にレッドカード、PK。
PKを決めて、早々にリードを奪い、数的優位にもたった。
思わぬ好機、期待を込めてみていたが、前半終了直前、同点ゴールを決められた。
リードはできず、同点で折り返し。
ということは、コロンビアがここから攻めてくる。いつもの日本だと数的優位でも危ういと、多くの人が考えるところ。
だが日本のボールのポゼッションが徐々に高くなり、攻め込むようになってきた。
そして...なんと勝ち越しゴール!!!
試合もそのまま終了して、日本は勝ったのだ。
誰もが期待していなかった勝利。
ネットには奇跡的、とか、ミラクル、というワードも並んだ。
それほど見事な、意外な勝利だったのだ。
その後私は思った、だからスポーツって面白い。
そして、考えた。なんで面白いんだろう。
勝負はやってみないとわからない。
最後まで何があるか分からない。
これは前から思っていた。
でも同じようにラッキーで受かる試験やラッキーで勝つギャンブルとは全く違う。
全く違う、感動や、興奮。心揺さぶるものがある。
きっとそれは、スポーツでの成功や勝利は、運もあるが、それプラス、努力の上に成り立っているからなんだと思う。
力差があって、前評判が良くなくても、やってみないと分からない。ここまではただのラッキーも同じ。
ただ、結果、前評判を覆したとして、受験やギャンブルはラッキーそのものでしかない。努力など積み上げるものが、背景に見えにくい。
日本代表が勝ったのは、ただのラッキーだったのか?そうは思えない。
スポーツの場合、プロともなれば全選手が必ず辛い練習や、挫折を乗り越えてきている。
そいう背景は誰しもが想像できる。だから運が良くて勝ったとしても、感動できるし、鳥肌が立つし、スポーツってだから何があるかわらかない、最後まで目が話せない、というものになる。
人は、みんな各々、それぞれが努力したり、生きるために一生懸命働いている。
そんな個々の努力や夢があるから、人はスポーツ選手やチームに自分たちをかさえ合わせて熱狂することができる。
そして感動することができるんだと思った。
だからスポーツの力ってすごいんだ、って今日は新しい視点から気づいた。