4D -でも、だって、どうせ、ですが-
4Dと聞いて、四次元?と思ってしまったが、
「でも、だって、どうせ、ですが、」の4Dのことだそう。
これらの言葉の後に続く文章って、基本的に否定的なことだと思うので、受け取る印象もネガティブ。
4Dを言っている人って、感じ悪いだろうなって、すぐ想像できてしまう。
これらは否定的な言葉になるので、人の受けもよくないし、相手も否定されたような気がして、心を開いてくれなくなってしまう。
言わずもがな、なるべく使いたくない言葉。
言葉が示す意味と、どのようにそれらの否定語を使わずに伝えたらいいのか、一つずつ考えてみる。
①でも
これは否定。相手の話に反論して自分の意見を述べたい時の、一番ストレートな否定の言葉。
→これは、いったん受け入れてかがら、仮定の話をする
「でもこっちの方が安いからいいんじゃない?]
「それもいいねー。こっちは◯◯円のがあるよ。こっちもいいんじゃない?」
②だって
これは言い訳。自分は非はないということのみを主張していると捉えられる。これを社会人として使っていては、なかなか認めてもらえる人間にはならないだろう。
→これは、言わない、ことが最善。
言わなくたって伝えられる。
「だって、部長に別用を頼まれたので、その仕事はまだ終わっていないです。すいません。」
「部長の指示があったので先にそちらをやりました。今からその仕事にとりかかります。すいません。」
③どうせ
これは諦め。何をしても無意味に終わると決めつけている、なげやりな感じ。これは自分に対しても考えられるが、周囲に対する期待が低いとも受け取れる。
自分を含め、決めつけられて嬉しい人はいない。
→愚痴を述べるのではなく、事実だけを述べる。
「どうせ、あの人は私がどれだけ働きかけても仕事進めてくれない。」
「あの人はどれだけの働きかけに対しても仕事を進めない人なんだ。」
これだけでネガティブのニュアンスがなくなる。
④ですが
これは反論。否定でもあると思うが、より一層、物申すという感じが増す。
→これも一度受け止めて、仮定の話をする
「ですが、以前こうおしゃっていましたし、このまま進めるのがいいと思います。」
「なるほど、わかりました。もしそうすると、以前おしゃっていたような結果が得られないかもしれませんが、いかがいたしましょう。」
初めは、使わないようにしたり、言い換えるように意識することが大事。
習慣化されれば無意識に使えるようになり、そうればポジティブな言葉しかでてこない素敵は人になっているのではないか。
プラス思考でいるようにも心がけ、4Dを使わないよう意識していこうと思う。
参考にしたサイト