万人受けする人
この数日、2つの勉強をしている。
一つは万人受けする人の分析。
もう一つは、マインドセットについての勉強。こちらは本を読んでいる。
この二つがリンクして、なるほど、と思ったので今日はそのことについて書く。
マインドセットに関して、まだ本は読んでいる途中だが、
人間には硬直マインド=fixed mindsedの人と、しなやかマインド=growth mindsetの人がいるという。
簡単に言うと、
硬直マインドの人は、自分の能力は伸びない、人間の才能は生まれた時から決まっている。人より劣らないように取り繕う。失敗は自分のせいでなく人や、自分以外のせいにしたりする人。
他方、しなやかマインドの人はどういうひとかというど、失敗を次への学びや成長ととらえ、自分の能力は努力によって伸ばすことができると思っている。新しいことや、今自分ができないことに挑戦することを好む人のことだ。
もちろん価値感や好みはあるが、どちらがいい人生をおくれるか、は一目瞭然だ。
それを勉強として本を深く読み進めて行っている最中である。
同時に万人受けする人の分析もしていた。
私はマツコでラックスを調べることにした。
彼女(彼?)の特徴、私の分析として、
- 女装家(体は男、心と見た目が女)であることで、男女の間のポジションがとりやすい。
- かなりのおデブであるから、世間からの見た目を気にしていないし、かつ、どう思われているかよく心得ている。物怖じしない姿勢。見た目ではなく、言葉で世間を惹きつけている。
- その立場から、ズバズバとはっきりモノを言う、的を得ていて、嫌味がないことで、広い層から支持が得られやすい。
- 例えがわかりやすい
そして!
- しなやかマインドをもっている
ということに気づきた。
例だが、テレビで、悪気はなくマツコのことをディスる一般人のVTR後、マツコがどう反応し、何と言ったかというと。
嫌な顔一つすることなく、笑っていて、
「あぁいう風に言ってくれるから面白いのよね。私のこと叩いてくれるのもあんた(司会相手)だけ。いじられなくなったら終わり。むしろ感謝している。」
なんて前向きで、しなやかなマインドなんだろう。
失礼だと文句をいったり、どうせ自分はとか、思ってもおかしくないと思うが、マツコは違った。
そういう言動が、謙虚というより、この人はこういう風に捉えるんだ、考えるんだ、という人間としてのありかたの部分の関心で人を惹きつけているようにも感じた。