ポジショニングとマウンティング
少し前だろうか、マウンティング、という言葉はやった気がする。
そもそもの意味だが、
『動物が自分の優位性を表すために相手に対して馬乗りになる様子をいいますが、人間関係においては、「自分の方が優位」と思いたいがゆえに、「私の方が他人よりも幸せである」と一方的に格付けし、自分の方が立場は上であると主張し、更にそれをアピールするのがマウンティング』というそうだ。
一言で言うと上から目線、とでもいうのだろうか。
最近自分がそういう行動を取っていないか、ハッと気になった。
例えば会社で仕事で、自分の方が相手より、役職的に上であることなんて普通に起こりうるが、マウンティングする人と、そうでない人はいるわけだ。
ここにマウンティングとポジショニングの違いがあると思った。
ポジショニングは、ある一定の知識などに自分のことが詳しい場合、それを示せばいいのだ。無理やりではなく。
わかりやすく説明して相手に伝わっていれば、相手は自然とその分野に関しては敬うであろう。
それを無理やり、一方的におしつけるからマウンティングになるのではないだろうか。
相手が自分の知識や詳しさに一理置いていない状態。
自分の認識と、相手の認識が異なるため、マンティングしやがって、となるわけだ。
ポジショニングが立っていれば、相手は特段意識はしておらず、ナチュラルに受け入れられている。
私はもちろんポジショニングを意識しているわけだが、気づいたらマウンティングしていいたかも、とハッとしたのだ。
「AはBなの。(キリッ)」こういう言い方をしていたのだ。
これでは相手も「なんで?」となるよね。納得はいかないだろう。事柄によっては、そうとしか言いようがない、やりながら覚えて欲しい、などといった事情はあるだろう。
でもそうじゃなくて、諭さなきゃいけない。
言い方の問題もあると思う。
誠意を持って伝えること、伝わらなくても伝えようとすることが大切であり、ここから違いが生まれると思う。
マウンティングなんてしなくても、優っている部分には、諭すという点に意識して伝えれば、ポジショニングがたつはず。