euliquorのブログ

良いという連結後の、「eu」と、私の好きなお酒「liquor」を合わせて、私の名前ユリカを表しています。フリーランスとなって、ビジネスの基本はもちろん、マインドセットや日々の生活のなかでも大切な考え方や、発見を綴っています。

老後はカネカネカネ

相場シリーズ、今回はみんな心配、介護!

 

最近、下流老人とか老後破産とか...色々言われます。

お金がなくて貧乏な老後生活をしたり、果ては万引きや犯罪に手を染め、破産...。

みんなこんな人生の最期を送りたくはないはず。

 

そう、みんな自分はこんなことになりたくない、と思っているはず。

でも自分の前に老後がやってくるのは、親!

亡くなっていない限り、いずれは親の面倒を見る日がくる。

そう、老後や介護なんて考えるのは、意外とすぐなんです。

 

元気なうちはまだいいでしょう。

親も立派な大人ですから、身体の動いてお金もある内は自分でどうにかして、大丈夫かもしれません。

でも衰えや認知症はいつくるかも、どれくらいの度合いでくるのかも、誰にもわかりません。

 

実際親に世話が必要となったらいくらかかるのでしょう。これは自分の老後においても言えることなので、老後にどれくらいの費用を用意しておけば良いかも考えながらみて行くといいかもしれません。

 

世話が必要ということは、身の回りにことが自分でできないということですから、他人の力を借りることになります。

その場合、考えられるのは完全に他人に依頼するか、自分達が面倒をみるか、大きく2択と思います。

 

まず自宅で自分で世話をする場合、在宅介護と言います。

介護は度合いにより、1〜5に分かれており、1か月あたりにかかる平均の費用と、サービス例は下記の通り。

 

要介護1:3.3万円  

生活の一部に部分的介護を必要とする状態。排泄、入浴、着替えなどに一部介助が必要な状態。

サービス例:デイサービス(入浴介助付き)6時間→平日5日間利用、身体介護30分未満プラス生活援助70分未満→週に2回利用

 

要介護2:4.4万円

排泄、入浴などに一部もしくは全て介助が必要で、着替えに見守りなどが必要な状態。

サービス例:体介護1時間未満→月曜日から土曜日まで週6回利用 デイケア4時間(入浴介助付き)→週に3回利用
福祉用具貸与 車いす・特殊寝台およびそれらの付属品

 

要介護3:5.9万円

重度の介護を必要とする状態。排泄、入浴、着替えについて全て介助が必要な状態で、認知症に伴う問題行動が見られる。

サービス例:身体介護A20~30分未満→週に8回利用
身体介護B1時間未満→週に2回利用
訪問看護1時間未満→週に1回利用
デイサービス(入浴介護付き)6時間→週に2回利用
福祉用具貸与 車いす・特殊寝台およびそれらの付属品 床ずれ防止用具

 

要介護4:5.9万円

最重度の介護を必要とする状態。排泄、入浴、着替えについて全て介助が必要な状態で、認知症に伴う問題行動が一層増える状態。

サービス例:身体介護20~30分未満→週に12回利用
身体介護20~30分未満プラス生活援助70分未満→週に2回利用
訪問看護1時間未満→週に1回利用
デイサービス(入浴介護付き)6時間→週に1回利用
デイケア4時間(入浴介護付き)→週に1回利用
福祉用具貸与 車いす特殊寝台およびそれらの付属品

 

要介護5:7.5万円

寝たきりの状態。生活全般にわたって全面的な介護が必要な状態。

サービス例:身体介護A20~30分未満→週に5回利用
身体介護B1時間未満→週に10回利用
訪問看護1時間未満→週に1回利用
訪問入浴→週に1回利用
福祉用具貸与 車いす特殊寝台およびそれらの付属品 床ずれ防止用具

 

月あたりなので、少ない額ではないだろう。

これが両親2人分となったり、結婚していれば相手の両親含め4人分必要となる。

これがいつこうなるのか、いつまで続くのか、分からないのが怖いところ。

また、度合いと在宅で面倒をみると考えた場合はどうだろうか。ほんの一部の動作を補助するならまだしも、要介護3あたりから、手伝ったりすることが大変になりそう。

自宅にいさせてあげたいと思うなら、要介護5でも自宅介護すればいいが、介護疲れという言葉も最近あるように介護はかなりハード。その疲労や心労はすさまじものがある。しかも年中無休に、無給である。

 

では自宅ではなく、施設に入居することになると思う。

その際の相場は1ヶ月15〜30万円だという。

介護する側からすると自分の負担は軽減されるが、お金はかかるようになる。

まあ、当たり前の話だ。

 

(下記サイトの情報を参考に計算)

https://www.minnanokaigo.com/guide/care-case-studies/compare-cost/

http://www.hitachi-life.co.jp/kaigo/first_time/rank.html 

 

これはいつ誰がどの程度なるのか、全くわからない話なので、総額いくらかかるのか、なんてことは一概に計算できない。

でも相当お金が必要だとお分かりいただけたと思います。

 

いつ誰がどの程度なるのか、全くわからない話でも、重い話でもそれぞれ受け止めるしかないと思います。

最悪を考えて、最大かかりそうな費用を今から貯蓄しようと考える人もいるかもしれません。

 

 

でも私はたくさん稼いでおけばいいと思います。

貯めるだけ貯めて、好きでもないことにお金使って、好きなことにお金使えないなんて、楽しいですか?

会社員じゃ稼げない額のお金が、これからの人生において必要となるので、そもそもやりくりできません。

収入をどうにかして増やすしかないです。

 

そもそも「老後」という概念がおかしいと思います。

会社員前提である響きだと思います。

ビジネスに年齢は関係ありません。

好きなだけ稼いで、いつやっていつやめてもいいのがビジネス。

ビジネス学んで、ビジネスしてたくさん稼いでいれば、いつでも家族を助けられますよ。